しゃがんでたら 立ち上がれなくなった!

患者

62歳 女性 美容師

経緯と症状

休日に宅配便の荷物をしゃがんで段ボールに詰めていたところ、立ち上がろうとしたら腰からお尻にかけて衝撃が走り、立ち上がれなくなった。

しばらくのちに徐々に腰が伸ばせるようになったが、すり足のようにしか歩けず、常に腰とお尻が痛む。

治療と結果

来院されたときは、左右に体を振って歩くような(あひるみたいな)状態で、膝や背中がのびきらないおばあさんのような恰好。

そーっとベッドに座ってもらい、腰を検査すると仙腸関節がとても硬い。
この関節が直接の原因と想定し、座ったまま緩めた。
一回目の治療であひるのような歩行はなくなり、痛みは5割減とのこと。
3日後の2回目の来院時には痛みはほとんどなくなっていた。
治療は、股関節・膝・背骨なども緩め、全体的にバランスを取った。

この方は、普段の座る姿勢が悪く、しかも体重が多めなので自分の体重で仙腸関節を壊してきたのではないかと思います。

正しい座り方の指導をさせていただきました。

念のために治療を受けておきたいということで、週1回の治療を数回継続して卒業としました。

車を運転して痛む腰

患者

60代 営業マン

経緯と症状

車で移動することが多く、運転しているとお尻の上のあたりが痛い。
肩こりもひどい。

検査と治療

腰椎5番とその下の仙骨との間がうごかない。
骨盤が後傾しており、そのために背骨の曲線が消えてしまっている。
顎が前に突き出た状態。
ひどい肩こりは、腰からの影響。

結果

骨盤が後傾した状態から動けるように、何週かにわたってかたまった関節に弾力をつけていきました。
これは、運転するときの姿勢を変えないと意味がないので、この指導をしっかりとさせていただきました。
骨盤がきれいに立ってくると、肩こりもだんだんと楽になりました。

運転していて腰が痛くなった経験は多くの方がお持ちです。
腰がズルッと前にすべった楽な姿勢で運転すると、骨盤と腰椎の関節に過度な負担がかかります。

そこに車の振動がガンガン響くので余計に痛くなります。

もともと腰が悪い人は、ゆるい楽な姿勢で座っていてはいけません。
ちょっと苦しいかもしれませんが、座面の奥までしっかりとお尻を突っ込んで座ってください。

背もたれはハンドルまでの距離が無理のない位置まで起こします。

できるだけ90度に近い姿勢で骨盤を立てて運転すると、長い時間でも痛くなりにくくなります。